久々にとあるドラマを見た。『THE CURSE(ザ・カース)』。
エマ・ストーン、ネイサン・フィールダー、ベニー・サフディが出るA24プロデュースの奇妙すぎるドラマ。
・・・奇妙、というか。まぁこれがなんとも常に居心地悪くて気持ち悪くて気持ち悪くて、居心地悪い(いちおう家についての話なんだけど)。それでも見続けたくなるから、そんな自分も気持ち悪いが結果的にはなんだか素晴らしい。という本当に不思議なドラマ。
でももちろんその気持ち悪さというのは狙った意図的なものであり、カメラの撮り方からして見る側を居心地悪くさせる仕掛けがしてある。でもいちばんヤバいのが監督も務めた主人役のネイサン・フィールダーで、この人の演技というかその距離感が素晴らしく気持ち悪くて居心地悪い。
ああこういう人、居そうだよなぁ、うん、確かに居そう居そう、と最初思うのだが、見ていくとその予想を遥かに超えて気持ち悪いから、多分ここまでの人はいない気がするという結論に。一体どうやってこんなキャラクターを作っていったのだろう。
テーマには環境問題やら人種問題がメインにあるのだけど、すべてがすべてねじ曲がりすぎて(そう、まさにオープニングのタイトルビューみたく)なんだかよくわからないが、でもねじ曲がりながらもメッセージが伝わる感じもA24っぽいというか。
ロックな感じのベニー・サフディがかっこよかったなぁ。
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